2012年6月14日木曜日

【SV-SEC】運営メンバーによる何でもブログ(2) -シリコンバレーで何をするの?ー

こんにちは!Bizjapan運営の宮本です。
エントリーしていただいたチームの皆さん、エントリーありがとうございます!

このブログの記事では、シリコンバレーで何をするのかよく分からない!」というご要望にお答えして、
SV-SECのシリコンバレーでの活動について、概要をお伝えしたいと思います。
詳細な訪問先などについては、また後日のエントリーで。

SV-SECは単なるシリコンバレーツアーではなく、【ビジネスプランの実現】を目的としたシリコンバレー派遣プログラムです。

プログラムの運営を担当する私は、昨年夏にシリコンバレーの企業でインターンシップを経験し、自ら進んで問題解決のために行動するアントレプレナーシップ溢れる方々との出会いに非常に感銘を受けました。
シリコンバレーで自ら主体的に課題を発見し行動する経験を積んでほしい。
この思いがあって、今回のSV-SECプログラムでは、単にシリコンバレーに滞在するだけではなく、チームによるビジネスプランを実現に近づけるという課題を持ってもらうことにしました。

このため実践型ビジネスプランコンテストによる事前の選抜を行うことにしたのです。





さて、前置きが長くなりましたが、SV-SECのシリコンバレーでのプログラムは以下の3つに集約されます。
  1. シリコンバレーで実際に進行中のITビジネスをケースとしたワークショップにより、インターネットビジネスの現場を知る

  2. シリコンバレーのエコシステムをつくる様々なステークホルダーとのセッションやイベントへの参加により、シリコンバレーのアントレプレナーシップを体感する

  3. 1、2での学びをもとに、主体的に活動して自分たちのビジネスプランを実現する

1. シリコンバレーで実際に進行中のITビジネスをケースとしたワークショップ

シリコンバレーでは、選抜課題の「インターネットを利用した世界に羽ばたくビジネスプラン」をそのまま実現したようなビジネスが日々立ち上がっています。
果たしてインターネットビジネスの実情とはどうなっているのでしょうか?

SV-SECではシリコンバレーで実際に展開されているITビジネスをケースとして、ワークショップを行うことを想定しています。


2. シリコンバレーのエコシステムをつくる様々なステークホルダーとのセッションやイベントへの参加

皆さんはシリコンバレーと聞いて何を思い浮かべますか?
Google、Facebookといった巨大企業でしょうか?それともスタートアップ企業のアントレプレナーでしょうか?

シリコンバレーでは、スタートアップ企業のアントレプレナーと支える様々なステークホルダーがいて、その全体像を「エコシステム」と表現します。
アントレプレナーに投資するベンチャーキャピタル、インキュベーター、法律事務所や会計事務所、そしてエクジット先としての大企業といった、様々なステークホルダーが有機的に関わり合っているエコシステムがあるからこそ、アントレプレナーは成功に近づけるのです。

SV-SECでは、そうした様々なステークホルダーを訪問してセッションを持ったり、各地で日夜行われているイベントに参加することによって、シリコンバレーのアントレプレナーシップを体感していただこうと思います。

3. ビジネスプランの実現

SV-SECのシリコンバレーでのプログラムは比較的自由度の高いものを想定しています。
なぜなら上述のように自ら主体的に行動することこそが一番重要であると考えているからです。

1,2のプログラムでインターネットビジネスとシリコンバレーについて学びを深めたあとは、その他の時間を使って、メンタリングを行ったり、リサーチしたり、コーディングやディスカッションを行うことにより、ビジネスプランを実現に近づけて欲しいと思っています。

この説明をお読みになられても分かるとおり、SV-SECでは参加チームによる主体的な活動を推奨しており、参加チームの関心によって、セッションの内容などもフレキシブルに対応出来ればと思います。

みなさんとシリコンバレーでの濃密な時間を共にできることを楽しみにしています!

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