こんにちは、Bizjapan運営です。
昨日は、東京大学産学連携本部、事業化推進部の長谷川克也特任教授にご協力頂き、SV-SEC事前研修を行いました!
長谷川教授は、シリコンバレーにて、ベンチャー・キャピタル投資や新規事業開発に従事したご経験、また、日米企業へのクロス・ボーダー・ビジネス・コンサルティングに従事したご経験を持ち、シリコンバレーに精通されています。研修会では、シリコンバレーの現状や変遷について、ご自身の体験を交えながら分かりやすく説明して下さいました。
特に興味深かったトピックは、【なぜ多くのベンチャーがシリコンバレーから生まれるのか】!
その答えには、様々な要因が影響しています。例えば、シリコンバレーには、起業家を支える枠組み、所謂【アントレプレナーシップエコシステム】が構築されています。
ベンチャーキャピタルやエンジェル投資家、弁護士、会計事務所、大学の研究機関・・・など、様々なステークホルダーが有機的に結合し、起業家が連鎖的に生まれ育つ環境を生み出しているのです。
そして、風土、気質、文化もベンチャーが生まれやすい環境を支えています。
「シリコンバレーは、失敗しても、また次のチャンスを得やすい環境だ」、と聞いたことはありませんか?
私もそのような話を耳にしたことがあったのですが、昨日の事前研修で伺ったお話には、少し驚きました。
なんと、自分の会社(ベンチャー)が潰れてしまった時、そのことを周りの人々に告げると、「じゃあ、ここで働いたら?」「○○さん紹介するよ!」といったメールが届くことが往々にしてあるそうです。
つまり、シリコンバレーのベンチャー界隈では、失敗した時に次の職に繋がるような機会、人を紹介し合う関係が成り立っているのです。
これは、自分の会社が失敗した時の自衛策という一面もありますが、この友情、互いに独立しつつも助け合う関係に、とても感銘を受けました。
そのような関係が成り立っていることも、自らリスクをとって新しいビジネスにチャレンジしよう!という意欲を湧かせる一つの要因なのだと思います。
そうそう、カラっとした天気も、気分が明るくなり、起業家に良い影響を与えているとのこと。
8月4日からは、遂にSV-SEC@Silicon Valleyが始まるので、現地にて風土や天気など、存分に体感してきたいです!滞在中や帰国後、私達なりに現地で感じたこと、学んだことを皆様にお伝えできたらな、と思います。
では、次回をお楽しみに!
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